Departure's borderline

フリーランス編集/ライターのいろいろな興味事

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「自分がもっとも得意とする仕事だから」

ここ数年、「なんでもできます!やらせてください!」みたいなスタンスで仕事をしているような気がする。

実際、私は以前書いたように得意分野がなくて、「インタビューは得意です!」と言えるけど、それってジャンルなのかな……みたいな。やっぱりグルメとか、キャリア系とか……何かしらの強みがあるのってすごいと思う。

 

キャリアスタートは経済系だったし、そこからゴシップに行って、IT系の広告、採用広報、キャリア、SEO、グルメ、文芸、教育……比較的なんでもやってきたつもりでいます。

んで、最近ひとつ大きなプロジェクトが畳まれることになって、ぽっかりリソースが空き、久しぶりに営業活動をしていました。編プロに数社応募したり、知人の紹介で人に会ったり。おかげさまで多くの方から素敵なお声がけをいただけそうな予感です。年明けから頑張りたい。

そうそう、そんなときにやっぱり「自己PR」とか「これまで私がやってきたこと」とか「私の強み」とか、そういう話をするわけですよ。

 

昔の私だったら「インタビュー……ですかね。スポーツとか採用広報とか、結構幅広くやってます」みたいな回答をしていたと思う。弱みを見せるのが恥ずかしいというか、見栄を張っていたところは絶対あって。人からの目を気にしいなもんで、「できるだけ”できない”と言いたくない」って思っていたんだろうなぁ。

 

でも今回、「ゼロイチが苦手です。企画はプランナーさんにお願いしたほうがいいものが出てくると思います」と、「強みがないのが弱みであり強みです」の2点を伝えるように意識した。

実際私、ゼロイチが苦手なんですよ。企画部分すごく苦手。だって私より面白い人ってこの世にたくさんいるもん。私、マジでつまらんなって思う。真面目かよって思う。もっとぶっ飛んだ企画出してこいよって。

あと、「強みはないのが弱み」と言い切るのもチャレンジだった。なにかにつけて、突出した才能がない。自信があるのは「日本語が大好き」ということと「人に文章で何かを伝えることに長けている」ということだと思う。「1→10」が好きで、これも自信がある。そんくらいかな。

 

やっと30歳にして、それを伝えられるようになったんだなぁと思う。

 

大きなきっかけとして、スマブラの生みの親・桜井政博さんのYouTubeでこの言葉と出会ったからな気がする。

「自分がもっとも得意とする仕事だから」
「自分がプレイする分にはあまり好きじゃない、落ちものパズルとか、初心者向けのゲームとかも作れる」

あ~、これかも。私、文章関連で一番好きなのは小説だと思うんですよ。ドロッドロの恋愛小説とか。その編集者になりたいと思っていたときだってあったけれども、今は別にそのこだわりはない。

提示された課題に向き合って、誰かが求める文章を編んでいくのは、悪くないと思うし、「”編集”という仕事は自分がもっとも得意とする仕事」だから、ジャンルは問わなくていいやと思える。

スッと、納得のできる答えが出てきたなと感じます。

 

 

色々と「自分ってこうなんだ」に気づくのが遅い人生だと思うんだけど、気づいてからはひとつひとつがちょっとだけ生きやすいと感じられている。周りに「聴覚過敏っぽい感じなんじゃない?」と指摘されてから、電車の中で必ずイヤホンするようになって心がラクになったりとかね。

んで、そういうことを言ってくれる友人が周りにいるのはとてもありがたいことだなと思います。私はこの人生、本当に出会う人に恵まれているんだ。前世徳を積んだに違いない。

 

そろそろ年末進行という言葉も聞かれ始めるこの頃。今月末には4年ぶりのお引越しをすることになりました。久しぶりの心機一転、楽しみです。どんなインテリアにしようかな~。