Departure's borderline

フリーランス編集/ライターのいろいろな興味事

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巨人が優勝したおはなし

5年前、私は19歳でお酒が飲めませんでした。2014年、巨人がリーグ優勝した時には、うれしそうに騒ぐ大人を横目に、ウーロン茶をすすっていたものです。

月日は流れ、キャプテンは阿部選手から坂本選手に、監督は高橋由伸監督が務めた3年を経て、原辰徳監督に。私は24歳になりました。

 

優勝から遠ざかっていたこの5年。「常勝軍団巨人」からはかけ離れたこの生活に、一番苦しみ、もがき続けたのは、やはりキャプテンだと思います。

坂本選手がキャプテンに就任してからの5年で、巨人はずいぶんと若返りました。坂本選手を筆頭に、今年は特に、「93年組(桜井・中川・メルセデス・今村・田中俊・山本・若林・増田・重信・石川、敬称略)」と呼ばれる彼らの成長が目覚ましく、スタメン全員が30歳以下、という日も珍しくはありませんでした。

 

しかし、その裏で、涙を呑んだ選手が大勢いることも忘れてはいけません。2017年に巨人を戦力外、BCリーグの栃木GBで1年を過ごし、その後現役を引退した村田選手をはじめ、ケガに泣いたり、現役続行を諦めざるを得なかった選手は数多く存在します。

 

今回の優勝は、待ちに待った、と言っていいでしょう。ハマスタでの逆転勝利、素晴らしかった。その後の会見やビールかけも、選手みんなが喜びにつつまれていて、私、巨人が好きでよかったなぁ・・・と。

そう、私も24歳になったんです。土曜日の夜は、一人暮らしのワンルームで、缶ビールを呷りました。優勝して飲むビールは美味しい。

 

 

 

優勝グッズ、何買おうかな。サイン入りトートは絶対。CSと日シリも行きたい。