Departure's borderline

フリーランス編集/ライターのいろいろな興味事

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デスクワークが嫌いっていうおはなし

一つの場所に、時間で縛り付けられるということが大の苦手です。

つまり、デスクワークが嫌いということなのだけれども。朝決まった時間に会社に来て、8時間だか9時間だかパソコンにひたすら向かってルーチンワークをこなす・・・という生活をしている自分は想像できない。あと、定時で帰るっていう概念もちょっと理解ができない。

学生時代にしていた接客のアルバイトは、確かに時間で管理をされていたし、お金の単位も「時給」でした。まあこれは、同一労働同一賃金的な考えをするならば妥当なのかなと思いますし、私もそれで納得して4年間も働いていたわけで。

 

大学時代に、初めて「アルバイト」という枠から外れて仕事をしたのが二十歳になったばかりの頃。「給与」ではなく、「原稿料」を頂きながら生活を始めた時に、「自分はこの働き方が合ってるんだろうな」と思いました。

文字単価いくら、とか、原稿1本いくら、とか、取材費いくら、とか。時間にかかわらず、仕事の成果でお金が払われるのがとても嬉しかった。しかも当時は、大学生の金銭感覚でいたので、自分の実力相応もしくは実力以上のお金を頂いてた気がします。

 

そして今現在、正社員として働いているわけですが。正社員ってなぜかしらないけどほぼ時給制みたいなもんじゃないですか。同じ9時間をどんなに頑張ってもお給料は変わらないし、むしろ頑張ったら定時に終わっちゃって、残業代を稼げずに終わる、みたいな。

 

ありがたいことに、私の働く会社は編集者に対して「原稿1本いくら」が歩合でつくので、そこまで残業しなくてもまあ満足できるお金はもらっているんですけれども、そうじゃなかった前職(1ヶ月半しか働いてない)は、みんなだらだら残業して、残業代を捻出してた気がします。どうなんだかね。

 

見なし残業代込みの給料にすればいいっていわれれば、確かにそうかもしれないよね。40時間の見なし残業代を基本給に組み込んでおけば、残業すれば残業するほどマイナスになるわけだし。でもそれが許されるのって、一部のデスクワーク部署(事務的処理部署といえばいいのか?)な気がする。あくまでもクリエイティブの現場って、自分の作るモノに対しての評価を頂きたいわけで、その評価方法がお給料になるのは至極当たり前なコトだと思うんですよね。

 

っていうクリエイティブの現場に5年間居て感じたこと。私にはもうこの仕事しかできないっていうレッテルが貼られているので、一生クリエイティブ的な仕事をしているんだろうな・・・。

といいつつ、現在国家資格取得に向けて勉強中。合格してた大学院に潜りに行ってたり(ちゃんと聴講生申請してるよ)、結局は大学時代と変わらない位には勉強してる気がする。何年かかるかわかんないけど、とりたい国家資格が2つあるので、人生あと40年くらいは勉強しとこうと思います。